
皆さんは、日本のトレイを知っているだろうか。
トレイとは物を載せて使う浅い容器だ。平らだが縁が上がっていて、物がこぼれないようになっている。スーパーやコンビニで、買い物客は現金を店員に直接手渡さず、トレイに代金を載せる。日本のコンビニで、釣り銭は店員さんから手渡しで返されるが、お客さんが支払うときはトレイかカウンターに置くことが多い。なぜ日本でトレイが広まったのか、気になった私はインターネットで調べた。
東京に住んでいる外国人のベルナルドさんは、そのトレイについてジャパンタイムズという新聞に尋ねたことがある。そして、15年以上東京に住んでいるジャパンタイムズの記者のアリスさんは、大多数の日本人と同様に「トレイ」を使っているものの、「正式名称はなんなのか」「どんな歴史があるのか」ということまで考えたことはなかったので、トレイに関する調査を開始した。
彼女は東京にある貨幣博物館や日本銀行に行ってみたが、トレイに関する情報は見つからなかった。しかし、アリスさんはトレイを売っている店から色々な情報をもらうことができた。トレイは一般的に「釣り銭トレイ」と呼ばれているほか、「会計盆」「コイントレイ」という名前でも売られていた。トレイの正式名称は「カルトン」だ。
さらに「カルトン」を「新しい言葉の字引」で調べたところ、トレイは約100年以上前から使われていることが判明した。辞書にはトレイの起源は書かれていなかったので、100年前にどのようにしてトレイが生まれたのかを調べるために、アリスさんは江戸東京たてもの園の学芸員の田中裕二さんに質問した。田中さんは、トレイの起源について1603年~1868年の江戸時代までさかのぼって説明してくれたそうだ。
アリスさんは実際にトレイを使っている人々に理由を尋ねた。あるレジ係は「コインが散らばってしまわないのが便利で、置かれた金額を一目で確認できるため」と答えた。ある店主は「おつりを手渡すよりも、トレイに置く方が丁寧に感じられる。日本人はむやみに他人の手に触れるのを好まないので、トレイはお客さんとの適切な距離を作り出すのです」と答えた。そして、私が日本人の友達に「なぜトレイを使うのか」という疑問をぶつけた時、彼女は「手でお金を渡すことについては深く考えたことがありません。みんなやっていますから」と答えた。
他の国はどうだろうか。私の国では、お金を渡す方法は「手から手」で、トレイは使わない。それは、コインをあまり使わず、紙幣が多いせいもあると思う。また、クレジットカードや携帯電話で支払うことも多い。インドネシアでトレイを使うのは、恐らく銀行しかない。なぜなら、手でたくさんのお金を預かると、落とす可能性があるからだ。
私は、日本にはトレイが必要だと思う。それは、日本で生活するうちに、コインがたくさんあることを実際に体験したからだ。文化が国によって違うから支払い方法も違う。もし日本にトレイが無くなると、支払いはもっと不便になるだろう。インドネシアでは必要の無い物が、日本では無くてはならないものなのである。
トレイは昔から使っているものだが、ほとんどの日本人がトレイを使うのはあまり気付いていない。しかし、全国でよく使っているので、訪日外国人はすぐにそのトレイの存在が気付いた。日本にはない物を見ることと、日本にはない物を使うことは全くちがう。もし日本人が海外で支払うとき、トレイが無かったらどう思うのか。恐らく日本人にカルチャーショックを与えてしまうだろう。
参照したサイト:
「ウイキペディアからのトレイの定義」
〈https://ja.m.wikipedia.org/wiki/トレイ〉(参照 2017-11-27)
「ジャパンタイムズにある外国人からの質問コラム」.2015-5-23.
〈https://www.japantimes.co.jp/news/2015/05/23/reference/change-trays〉
(参照 2017-11-27)
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